【違法な客引きの根絶へ】新潟市中央区古町の地元組合などが地元警察と連携、「協力して歩み続けることを永遠に約束します」

新潟市中央区の地元組合などが警察と連携

新潟県社交飲食業生活衛生同業組合新潟支部(以下 社交飲食業組合)は1月29日、新潟市中央区古町8番町地内において、ミーティングを開催した。

同ミーティングには、新潟中央署の左京秀明署長が訪れ、社交飲食業組合新潟支部長兼新潟古町地区風俗環境保全協議会の会長である緒方覚氏に対し、違法な客引き行為を「①しない②させない③利用しない」を徹底するようにチラシ500部を配布し協力を依頼した。

新潟古町地区風俗環境保全協議会とは、平成28年に風営適正化法が改正され、特定遊興飲食店営業が新設されたことに伴い地域を指定して発足したもので新潟中央署管内では古町地区が指定されている。

風営適正化法第38条の4第1項に掲げられた者の中から良好な風俗環境の保全を図る目的で、新潟県公安委員会から任期を2年として委嘱されている。

社交飲食業組合のミーティングに地元警察の署長が来訪

古町繁華街では、2024年12月、違法に客引き行為が行われているとの情報提供が警察にあり、約7年ぶりに客引きの疑いで男性が現行犯逮捕された。

そのような最近の実態を踏まえて、新潟中央署の左京署長は「真の夜の古町繁華街の実態を知っているのは組合の皆様がたです。違法に客引き行為により嫌な思いをするのは健全な飲食店の人であったりお客様です。古町繁華街の繁栄のためにも違法な客引き行為は絶対に許してはならない」と力を込めて話した。

一方、社交飲食業組合の緒方支部長は「これまでもさまざまな繁華街の情報をキャッチした都度、速やかに中央署に情報提供してきました。これからも繁華街古町の安全安心のために中央署と共に協力して歩み続けることを永遠に約束します」と心を込めて語った。

新潟中央署では、これまでも繁華街古町においてさまざまな問題が発覚するたびに、その時節に応じて組合や協議会を通じて情報を共有しており今回もその一環として要請したもの。同署では、今後も「古町クリーン作戦」と連動する形で継続的に繁華街古町を守っていくという。

また、要請書交付式の後、カラオケ音響機器のレンタルやリース販売などを行う株式会社トップミュージック(新潟市東区)の金子紘之課長に対し、新潟中央署の左京署長から日頃から繁華街古町の安全安心のために協力している功績をたたえ感謝状が贈呈された。

トップミュージックの金子課長は「中央警察署と組合とタッグを組んで違法な客引きがいない安全安心な繁華街古町を目指したい」と話していた。

感謝状贈呈の様子

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