新潟市の上半期の出火件数は73件で前年より1件減少、大規模な枯れ草火災も5件発生

今年2月に新潟市中央区関屋昭和町で発生した火災

新潟市消防局は12日、今年上半期の火災発生状況を公表した。それによると、新潟市の上半期の出火件数は73件で、前年より1件減少し、過去3年平均(上半期)より5.3件減少した。

火災の種別では建物火災が56件(うち住宅火災29)、車両火災は6件、その他11件だった。

一方、火災原因の第1位は「電気関係」(14件)で、コンセントプラグのトラッキングによる火災が3件発生したことから、「家電製品のプラグ清掃のほか湿気に注意して使用してほしい」という。

次いで、「コンロ」(7件)、「放火(疑い含む)」(4件)、「タバコ」(4件)となった。このうちコンロ火災は、揚げ物中にその場を離れたことなどにより3件の火災が発生した。

また、大規模な枯れ草火災が5件発生。消防局では「山や田畑でタバコのポイ捨てやゴミの焼却をすると強風などにより想像以上に広がることがあるので絶対にやめてほしい」と呼びかけている。

死者数(自損を除く)は2人。昨年上半期は3人、過去3年平均(上半期)は5人となっている。

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