【キシャメシ】辛味と旨味のマグマが押し寄せる「明洞」のスンドゥブチゲ

先日の記録的な大雪。寝ても覚めても雪かきに明け暮れたのはキシャだけじゃないはず。

疲れ切った体にはエネルギーチャージが必要! とのことで、辛いものが食べたくなった時にはここ、新潟市中央区南出来島にある「明洞(みょんどん)」だ。

階段を上って2階が入口。韓国人シェフが作る本場の韓国料理店を楽しめる。

ランチメニューは30種類近くあり、ビビンバなどのご飯物からおかずとご飯の定食、そしてチゲなどの鍋物からラーメンまで多彩。どれにしようか迷ってしまうし、何を食べてもおいしいのが同店の魅力なのだが、もはや何年にもわたって通っているキシャはメニューを見ない。

なぜなら、「スンドゥブチゲ定食」しか勝たんと思っているからだ(完全に個人の嗜好)。

この定食には、おかずが3種類と白ご飯が付く。おかずは、旬の野菜を使ったナムルや韓国料理の一品が少しずつ。内容はその時々で変わるのだ。

さぁ、お待ちかねのスンドゥブチゲが登場。運ばれる寸前まで火にかかっていたため、グツグツとマグマのよう。

真っ赤でものすごく辛そうに見えるが、日本人が食べやすいように辛さは抑えてある。キシャにとってはほどよい辛さなのだが、激辛好きの方は、注文時に「辛めで」とオーダーすることも可能。

中にはあさり、豆腐、玉ねぎ、豚肉、しめじ、えのき、玉子と具沢山! これらの具材と韓国唐辛子の旨味がダシにすべて抽出されている。

このスープを一口含んだならば……あ”ぁ~~~とまさにオヤジのため息が出るのである。(熱いお風呂に入ったときに思わず出てしまうアレ)。白ご飯を浸しながら食べ、少なくなってきたら全部チゲの中に入れて食べるのが自分流。

辛味と旨味の渋滞とはこのことか。うまい昼飯は午後への活力なのであった。

(記者・A)

 

【韓国料理 明洞】
新潟市中央区南出来島2-9-13 2F
電話番号:025-280-0215
営業時間:11:30~14:30(LO13:45)/17:30~22:30(LO21:45)
休み:火曜
席数:35席

【Google マップ】

【キシャメシ】は、にいがた経済新聞編集部のメンバーが、日々の取材活動の合間にいただく昼ご飯を日替わりで、真正面から他意を入れず、何モノにもとらわれず、お仕着せのグルメリポートに背を向け綴った、キシャの日常モノローグ。さて明日の担当キシャはどこで何を食べるのか、お楽しみに。

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