新潟市内5つの区で計6人の新型コロナウイルス新規感染患者を確認、うち5人が感染経路不明
新潟市は15日、中央区、西区、東区、北区、西蒲区で市内1420例目から1425例目となる新型コロナウイルス感染症患者が新たに計6人確認されたと発表した。
新規感染者6人の内訳は、中央区で2人、西区、東区、北区、西蒲区で1人ずつ。調査中を含め、現時点で感染経路が特定できていない患者は5人。いずれも40歳代以下で、症状は軽症または無症状。
新潟市保健衛生部の野島晶子部長は、県内で再び感染の確認が増加しつつある現状について「新潟県と新潟市は東京都との結びつきが強いことから、都での感染が拡大している影響を受けている」と話す。また本日のように比較的若年の層の感染が多いことに関しては、高齢者への1回目のワクチン接種率が7割を超えたことなどを理由にあげている。
1420例目は東区在住で団体職員の30歳代男性。現時点で感染経路は不明だが、9日から11日までの期間に仕事で県外へ往来しており、帰宅後3日後に発症した点からも、市では県外で感染した可能性が高いと見ている。
1421例目は北区在住で会社員の40歳代男性。14日に発表された1416例目患者の同居家族で、濃厚接触者として調査した結果感染が確認された。
1422例目は西蒲区在住で会社員の40歳代男性。現時点で感染経路は不明。
1423例目は中央区在住で無職の20歳代女性。現時点で感染経路は不明。
1424例目は西区在住で市内の学校へ通うの10歳代男性。男性が通学している学校ではこれまで感染は確認されておらず、感染経路は不明。今後は同校の生徒についても必要に応じて検査を行っていくという。
1425例目は中央区在住でパート従業員の30歳代女性。現時点で感染経路は不明。
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