長岡市内でノロウィルスによる食中毒が発生
4月3日午前10時頃、長岡市内の飲食店「横金」で調理された弁当を食べた者のうち複数人が下痢、おう吐、腹痛を呈して医療機関を受診したと、患者グループの関係者から長岡保健所へ連絡があった。同所が調査した結果、4月1日に同飲食店で調理された弁当を喫食した2グループ38人のうち2グループ29人(男性17人、20~60歳代 女性12人、20~50歳代)が、4日2日午前7時頃から吐き気、おう吐、下痢等の症状を呈していたことが判明。検査の結果、2グループ18人の患者及び調理従事者3人の便からノロウイルスが検出された。
同所は、患者に共通する食事が同飲食店で調理された弁当に限られること、患者および従事者の便からノロウイルスが検出されたこと、医師から食中毒の届出があったことから、同飲食店が調理した弁当を原因とする食中毒と断定した。なお治療を受けた21人を含め患者は全員快方に向かっている。
一方、長岡保健所は横金に対して行う措置は以下の通り。
・営業停止処分4月7日(1日間)(営業自粛4月3日から4月6日までの4日間)
・調理施設の清掃消毒、調理器具・設備の洗浄消毒、従事者の健康管理の徹底を指示
・調理従事者に対して衛生教育を実施予定