【チョコで伝える防犯への想い】学生ボランティアや地域住民などが連携、交通事故・特殊詐欺被害防止を呼びかける

新潟中央警察署と地域住民、学生などが高齢者交通事故・特殊詐欺被害防止などを呼びかける「シニア安全強化日」を実施

新潟中央署と新潟中央防犯協会連合会などは2月14日、新潟市中央区にある「新潟中郵便局」およびその付近において、「シニア安全強化日」のキャンペーンを実施した。また、同キャンペーンでは、バレンタインデーに合わせてチョコレートが配布された。

今回のキャンペーンには、新潟公務員専門学校生の4人と新潟中央署特殊詐欺被害防止推進員の男性1人が新潟中央署シニア安全強化推進員に初めて任命された。

新潟県内では、高齢者率が全国平均を上回っており9年程早く高齢化が進んでいる実態がある。

新潟公務員専門学校の学生などが「シニア安全強化推進委員」に任命された。

キャンペーンに参加した専門学校生は「シニアの安全を他人事としないで声掛けをしていきたい」や「外出時は夜行反射材を活用するように広報したい」、「自宅の固定電話には防犯機能付き電話を設置するように広報したい」と抱負を語った。

また、同イベントは今年最初の年金支給日と連動する形で「シニア安全強化日」として、「全世代の協力」というコンセプトのもと実施された。

全ての世代が「高齢者事故のないニイガタ」「高齢者安全安心ニイガタ」をキャッチフレーズに、限られた人員で最大限の成果を発揮するためより重点的、先駆的、前向きに取り組むべき対策の1つとして、今後も波状的にさまざな防犯イベントを開催する予定であるという。

新潟中央警察署の左京秀明署長

新潟中央署の左京秀明署長は、「今後は高齢者の外出時間に合わせ日中を通じた交通事故防止、特殊詐欺等被害防止の2つの柱を確実に高齢者に届くよう積極的な声掛けや広報活動に努めるほか多くの人の関心をひくために複数回の目立つ街頭広報活動を精力的に行っていきたい」と力強く話した。

なお、新潟中央署では、今後も民間のあらゆる人々との連携を模索しており、ボランティア活動に参加を希望する人を随時募集している。ボランティア活動に興味のある人や参加希望者は、新潟中央署 025-225-0110生活安全課にて随時受け付けている。

広報活動の様子

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