【負債総額は約5,200万円】とび・土工工事などの株式会社東栄(新潟県新発田市)が破産開始決定

東京商工リサーチ新潟支店によると、とび・土工工事などの株式会社東栄(新潟県新発田市、設立2007年9月26日、資本金500万円、那須圧典社長)は、2月7日、新潟地裁新発田支部より破産開始決定を受けた。なお、負債総額は約5,200万円が見込まれる。

東栄は、2007年9月に設立された事業体で、とび・土工、管工事などを手掛け、民間企業の下請を主体とした展開で、2018年8月期は7,905万円の売上高を計上していた。しかし、市況低迷に加え、コロナ禍においてはエアコン関連工事の落ち込みなどもあり、その後の売上高は減少傾向を余儀なくされ、2023年8月期の売上高は2,747万円に減少していた。

また、2019年8月期から赤字の状態が続き、債務超過額も年々拡大していたもので、資金繰りも限界に達し、今回の事態に至った。

新潟県内における新型コロナウイルス関連破たんは181件目となる。

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