冬の風物詩「雪しか祭り」今年も開催(新潟県長岡市)
2025年2月15日(土)・16日(日)の2日間にわたり、新潟県長岡市のハイブ長岡では「長岡雪しか祭り」が開催され、多くの来場者で賑わった。
1986年に「長岡100だるま大会」として始まった同祭りは、1992年に現在の名称となり、今年で40回目を迎えた。関係者によれば、今年は晴天にも恵まれ、昨年同様多くの来場者が訪れたという。
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雪だるまを楽しむ人々
屋外では、雪を活かした体験イベントやワークショップが立ち並ぶ一方、屋内ではステージイベント、そして、ミニたい焼きやケバブ、クレープなどの飲食食ブースが人気を博し、家族連れや観光客が楽しんだ。
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子ども達に大人気!ソイガイヤーの姿も
会場で自身の制作したハンドメイド品などを販売していたのは、寺泊から息子の綾斗さんと一緒に来たという関口亜里紗さん(30代)である。雪しか祭りに参加したのは、今回が初めてだという。売り上げはぼちぼちだが、「会場にファミリー層が多くて楽しい」と語る。
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寺泊から来たという関口亜里紗(右)さんと息子・綾斗さん(左)
インドネシアから来日し、普段は新潟市の会社に勤務しているというアフリーナさん(20代)は、日本に来てから始めて雪を見たという。普段はふわふわしているが、数日前の大雪でいきなり豪雪となり「びっくりした」と語った。
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初めて雪を見た感動を語るアフリーナさん(左)と会社の同僚
会場には、昨2024年の同祭りにてスノーアンバサダーの一人として選ばれた「ゆちゃまる」こと藤田結衣さんの姿もあった。なんと、藤田さんの母親は、初代ミス雪娘に選ばれた阿部琴美さん。藤田さんも、母親の勧めによって昨年、スノーアンバサダーに立候補したという。新潟ご当地タレントとして、活躍中である。「今年は昨年よりも雪が多く、人の数も多い。ファンの方もかけつけてくれた」と語った。笑顔溢れる楽しい催しだった。
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「毎年雪しか祭りを楽しみにしている」という藤田結衣さん
(文・写真 湯本 泰隆)