五十嵐瓦工業が、滑りにくい安田瓦を使った合格祈願の「お守り」

五十嵐瓦工業(阿賀野市、五十嵐福司代表取締役、0250・68・2064)は、伝統のある地域ブランド商品「安田瓦」の形をしたお守りを制作した。28日から安田八幡宮で販売される。

 

安田瓦は天保年間(1830)から生産されたと云い伝えられる。積雪寒冷地仕様で、耐寒性、耐圧性に優れているほか、滑らずに雪下ろしができる瓦として全国に知られている。

 

 今回制作したお守りは、その安田瓦と同じ素材と製法で制作した。「滑りにくい瓦のお守りをもって、試験に臨んでほしい」と同社では話す。

 

このほかにも健康を願う「お守り」なども制作したそうだ。

 

 一方、同社では、安田瓦を使った新商品を拡充している。

 

例えばエントランスや部屋の床などに使う安田陶板。「(敷瓦として)水原中学校のポーチに採用されたほか、薪ストーブの利用者でレンガと一味違う素材を使いたいという方の利用が増えています」(同社)

 

また、遠赤外線を発する良質の粘土と特殊鉱物を配合した陶板に、電気式ヒーターを組み入れたクレイセラピー。温度コントローラーの設定により、美容と健康への効果が期待できる陶板浴(42度)のほか、床暖房(20度)としても利用できるという。 

 

このほか、安田瓦協同組合(青年部)の一員として、様々な試みに取り組んでいる。

安田八幡宮

安田陶板。薪ストーブの利用者でレンガと一味違う素材を使いたいという人の利用が増えている

クレイセラピー。美容と健康への効果が期待できる陶板浴(42度)のほか、床暖房(20度)としても利用できる。

 

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