【キシャメシ】「ニン、ニン、ニン」亀田にウマい店あり!朝ラーもやっている麺匠新(あらた)
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新潟市江南区の麺匠新。朝6:00オープンである。
キシャメシ当番をすっかり忘れており、慌てて店を探すことに。
新潟市江南区(旧亀田町)を走行中に発見した「麺匠新(あらた)」という看板。ロードサイドより少し奥まったところではあるが、駐車台数も余裕があってよろしい。
2024年4月にオープンしたと玄関口のウェルカムボードに書いてあった。初めて入る店だ。
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2024年4月のオープン
空いているテーブル席に座り、お品書きを見る。ここを見ただけではまだ、どういうラーメンなのかわからない。初見ということもあり「中華そば」(税込850円)をオーダー。あとやはり、ご飯との相性も確かめたいということで、たんざくにあった「TKG(たまごかけごはん)」(税込150円)も追加注文。
注文を終えて、店内を散策。昨年オープンということもあり、まだ新店の香りを残すキレイな内観。
するとチェストの上に何やら大きめの「札」が目に留まる。おそらく開店時に贈られた花輪についていた札ではないか。
札には「祝開店 おめでとうございます あやまんJAPANより」と大書されていた。えっ、あやまんJAPANが!
10年以上前になるか、軽い下ネタでお茶の間の人気になったギャルのユニット「あやまんJAPAN」。確か、元メンバーのファンタジスタさくらだは、スチャダラパーのboseと結婚したんだっけ。ここで詳しいあやまん情報を割愛させていただくが、あやまんJAPANから花が届くとはただごとでない。ある意味、侍JAPANからの花輪よりインパクト大(当社比)。
もう少し店の中を物色。するとこの店が朝6時に開店することがわかった。「朝ラー」がいける。出勤前の腹ごしらえによさそうだ。
そうこうしているうちに着丼。はいはい、なるほど。見た目には実にオーソドックスな面持ち。大きめのチャーシュー、なると、わかめなどのレイアウト。見覚えあるなあ、この好ましいビジュアル。
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中華そば(税込850円)とTKG(税込150円)
まずスープ一口。おお、美味い。朝ラーを出しているだけあり、こってりした脂っこい味ではないが、平板な「あっさり」でもない。「豚骨+煮干し」ではないかと思うが、醤油味と旨味の向こうにもうひとつ扉があるように奥が深く、もう一押ししてくる。それゆえ比較的やさしい味で、しつこさはないが決して物足りなくない。良いコクが生まれている。思い出した!ビジュアルも含めて、新潟っこが好きな老舗「おもだかや」の味わいに似ている。
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オーソドックスなレイアウトがそそる
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このチャーシューがまた美味い!
あやまんJAPANの印象で「ちゃら美味い」店かと思ったが、全然ちゃらくない、むしろ「真面目さを感じる美味いスープ」。
最近は具にわかめを使う店も少なくなったが、こうしてみるとわかめはこの手のスープ上で良い仕事をする。
そして何よりチャーシューが美味い!かみしめるほどに味がしみているのがわかる。歯ごたえと柔らかさの加減がとても良い。
TKGとともに、あっという間に完食。これ、今度朝ラー確定ね。
(編集部I)
【麺匠 新】
新潟市江南区鵜ノ子2丁目2-4
営業時間 6:00~15:00 (金、土、日)6:00~15:00 17:00~21:00
定休日 月曜日
<グーグルマップ>
【キシャメシ】は、にいがた経済新聞編集部のメンバーが、日々の取材活動の合間にいただく昼ご飯を日替わりで、真正面から他意を入れず、何モノにもとらわれず、お仕着せのグルメリポートに背を向け綴った、キシャの日常モノローグ。さて明日の担当キシャはどこで何を食べるのか、お楽しみに。