直江津の小学5年生がメーカーと共同開発、上越発の「シャークカレー」そのお味は?

上越市立直江津小学校5年生とニシキヤキッチンが企画開発した「シャークカレー」

レトルトカレーを中心に販売するレトルト食品専門店NISHIKIYA KITCHEN(株式会社にしき食品 本社:宮城県)は、2月20日から、小学生とコラボで企画開発したレトルトカレーを、数量限定で販売開始した。

同社では2024年6月から「学校のカレープロジェクト」と題し、子どもたちの食育を目的に同社のスタッフが先生として教壇に立ち、授業を行った。出張授業では創造力を育み、ものづくりの楽しさや喜びを知ってもらうことを目的に、小学生がレトルトカレーの企画から味決定、パッケージデザインなど、商品作りの一連の流れに参加。今年度は、東京都豊島区立豊成小学校の6年生と新潟県上越市立直江津小学校の5年生が参加し、商品化が決定しました。

味づくりでは、実際に児童が試食をし、どうしたらもっと良くなるかの意見を聞きながら3回の改良を経て完成。パッケージデザインは、児童からの意見を取り入れて作成をし、児童が実際に書いた文字やイラストを使用した。また、POP作成の授業で作成したPOPは実際に一部の店舗に掲示される予定となっている。

小学生が考えたパッケージイメージ

直江津小学校の児童が考えたレトルトカレーは「シャークカレー」。上越地域には古くからサメを食べる食文化があり、サメを食べる習慣が根付いているが、そんな地元の食文化を伝えたいという想いが込められている。パッケージデザインは、児童の考える直江津の色「青」を大胆に使用し、児童が実際に書いたサメのイラストや文字を使用した。

シャーク(サメ)に合うよう和だしを使用した和風味のカレーで、隠し味に新潟県上越市内で作られた米みそを使用し、カレーソースにコクをつけた。具材には、じゃがいも、よしきりざめ、たまねぎを入れて、具だくさんで食べ応えのあるカレーに仕上がっている。米みそは上越市内にある株式会社山本味噌醸造場で作られた「雪ん子みそ(こし)業務用」を使用した。サメ特有の臭みがソースに出ないよう、下処理として生姜汁に一晩漬け込みをしてから使用し、カレーソースの味がサメにより馴染みやすくなっている。

シャークカレーは税込550円。ニシキヤキッチン公式オンラインショップ、ニシキヤキッチン実店舗、無印良品一部店舗などで販売されている。

【関連リンク】

ニシキヤキッチンオンラインショップ

 

 

 

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓