新潟市西区で食中毒が発生
新潟市保健所は11日、新潟市西区の「割烹 初音屋」の弁当が原因の食中毒が発生したと発表した。
9日、保健所は、市民から「7日に初音屋に注文した仕出し弁当を食べた複数の人に消化器症状がみられる」旨の情報を収集。調査の結果、2グループ20名が7日昼にこの弁当を食べ、8日から9日にかけて、19名が下痢、嘔吐、発熱などの症状を呈していることが分かった。また患者たちが共通して食べたのは、この弁当に限られることや、患者たちの発症状況がノロウィルスによるものだけなどから、この弁当が食中毒の原因と断定した。患者たちは快方に向かっているという。
一方、保健所では、行政措置として、初音屋に対し、11日から13日の営業停止のほか、再発防止のため、施設の清掃、調理器具などの洗浄、消毒の徹底の確認、従業員への衛生教育などを実施する。