新潟工科大学(新潟県柏崎市)が17日にオープンキャンパスを実施、約100人が参加
新潟工科大学(新潟県柏崎市)は17日、高校生やその保護者を対象としたオープンキャンパスを開き、大教室には約100人の入学志望者が集まった。
始めに同大の大川秀雄学長が挨拶に立ち、同大のキャッチコピーである「企業がつくったものづくり大学」に言及。「『ものづくり』とは匠の世界ではなく、都市計画や起業計画を立て、そのための理論や理屈を学ぶのがこの大学の主目的だ」と話した。
その後、映像を使った大学紹介がなされ、インターンシップなど実践的な授業があることや、就職支援に力を入れている点が紹介された。在学生の声として、建築士を目指している女子学生の映像も会場に流された。
また、株式会社BSNアイネットの梅津雅之代表取締役会長が特別講演した。梅津会長は、同社がIT企業であることから今後注目される5Gについて触れ「5Gは自動車電話のほか、オンライン診察などの医療分野に期待されている」と紹介した。
講演の最後に梅津会長は「今は新たなビジネスの創造ができる人や、本質を探って解決する思考力が求められている。そういうことを意識して、学生生活を送ってもらいたい」と語った。
講演後は、参加者らはそれぞれのコースに分かれ、新潟工科大学の魅力を肌で体験していた。18日も同大でオープンキャンパスが実施され、約100人が参加する予定。特別講演には第一建設工業株式会社の髙木言芳相談役が登壇する。