萬代橋チューリップフェスティバルが始まる
3万1000本の色とりどりのチューリップが展示
萬代橋チューリップフェスティバルのオープニングセレモニーが12日、ホテルオークラ新潟前で行われ、市内の園児たち約150名が参加した。25日まで開催される。
春の風物詩となったチューリップフェスティバルは、初代萬代橋が架橋されてから100周年の昭和61年から毎年行われ、今年で34回目となる。JR新潟駅から萬代橋西詰にかけ、保育園、幼稚園、小・中学校など、420団体が育てた3万1000本の色とりどりのチューリップが展示される。
3代目となる現在の萬代橋は、昭和4年の完成から令和元年で90周年を迎える。萬代橋を管理する国土交通省北陸地方整備局によると、夏には誕生祭が予定されているという。
チューリップは、シンプルな花だが品種は500を超えるとも言われ、いろいろな色や形が我々の目を楽しませてくれる。新潟市のHPによると、日本における球根の商業生産は、同市秋葉区小合の小田喜平太氏がオランダから球根を輸入し、今からちょうど100年前の大正8年(1919年)秋に作付けしたのが始まりとされている。今では、新潟市が全国第1位の出荷量を誇る花となり、市花にも制定されている。