新潟東港バイオマス発電所で火災発生
東北電力株式会社は3月2日、新潟東港バイオマス発電合同会社(新潟県聖籠町、新潟東港工業団地内)が運営する新潟東港バイオマス発電所で火災が発生したと発表した。
火災は同日11時00分頃、発電所内のベットアッシュ搬送設備から発生。発電所員による初期消火活動が行われ、11時45分頃に消防により鎮火が確認された。火災の原因は現在調査中としている。
東北電力によると、この火災による負傷者はおらず、発電所敷地外への影響も確認されていない。また、発電は継続して行われている。
新潟東港バイオマス発電所は、2024年12月23日に運転を開始し、木質ペレットおよびパーム椰子殻(PKS)を燃料とする発電所で、定格出力は50,000kWとなっている。
なお同発電所を運営する新潟東港バイオマス発電合同会社は、エクイス・デベロップメント・ピーティーイー・リミテッドが80%、東北電力が20%を出資している。
東北電力は「地域の皆さまをはじめ、関係者の皆さまにご心配、ご迷惑をお掛けし、深くお詫び申し上げる」とし、今後、火災の発生原因を究明し、再発防止に努めるとしている。
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東北電力発表資料より