新潟県内で相次いで雪椿まつりが始まる
阿賀町の雪椿つまつりでは雪椿を“感じるイベント”が満載
雪の重みに耐え、雪の下にうずもれることで厳しい寒さから身を守り、雪解けを待って花をつけて雪国に春を告げる「雪椿」は新潟県の木に指定されている。その雪椿にまつわるイベントが新潟県内で相次いで始まった。
雪椿が「市の花」という加茂市では13日、「第53回雪椿まつり」が開会した。主催は雪椿まつり実行委員会(事務局=加茂市商工観光課内)。初日となる13日はミス雪椿公開審査、ミス雪椿 市中パレードなどが行われ、多くの見学者で賑わっていた。14日には「ご当地ヒーローショー」、28日には「献花祭」などが行われる予定。
雪椿まつり(加茂市)
http://www.city.kamo.niigata.jp/section/kankou/kamonomaturi/y_tubaki.html
約100年間に世界で初めて雪椿が発見され、雪椿が「町の花」にもなっている阿賀町でも「雪椿まつり」が始まった。5月6日まで。主催は(一社)阿賀町観光協会。今回は、阿賀町ゆきつばきの会と協力し、同町の人気イベント「狐の嫁入り行列」30周年と、「新元号」の記念事業として、雪椿を五感(視・囁き・香織・食・触)で感じてもらう「阿賀町雪椿まつり・観椿会」「つがわ狐の仮装行列」「狐の嫁入り屋敷祠建立事業」を開催する。
初日となる13日には、雪椿と子狐モデル撮影会などが行われたという。今後は、雪椿鉢物・切り花展示、写真展示などを行う。また、雪椿発祥の地や雪椿庭園などを巡り、雪椿うどんを味わう「雪椿めぐりウォーキング」(14、21日、3000円)、雪椿花びら和紙すき体験(13、14、20、21日)などを行う。さらに20日には、椿油と阿賀町産黒文字精油のハンドクリームづくり(1500円)を行うという。
http://www.town.aga.niigata.jp/gyousei/section/kankoushinkou/details_1113.html