【168名の銀行口座情報が漏洩】燕市が住民税非課税世帯に対する「臨時特別給付金 支給要件確認書(請求書)」を誤送付

燕市役所
燕市役所は3月4日、2024年度の燕市住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金支給要件確認書(請求書)の発送において、本人以外の銀行口座情報を誤って記載した文書を一部の方に対象者に送付したことを発表。誤送付の文書は、速やかに市の職員が回収作業を行うという。
臨時特別給付金の支給見込である5,418名に書類を送付した際、168名に本人以外の銀行口座情報を記載した書類を誤って送付していたことが判明。2月28日に支給見込のある対象者宛てに、同書類を発送したところ、3月3日に「心当たりのない銀行口座情報が記載された文書が届いた」との電話連絡を受け、発送した5,418名分をチェック。168名分の銀行口座情報の誤りがあることが判明したという。
燕市は対象者168名について、速やかに自宅への訪問等を行い、誤って送付した書類を回収する予定。訪問時には市職員の身分証明書を提示したうえで、正しい銀行口座情報を記載したものを新たに届けるという。また、銀行口座情報が漏洩した方にもお詫びの文書を送付するとしている。
本件は、臨時特別給付金支給要件確認書(請求書)を印刷するためのデータを作成する際に、誤った情報が取り込まれたために発生した。燕市は今後、電算システムのデータをチェックする体制を見直すとともに、印刷物の内容確認を徹底し、再発防止に努めるとともに、市民の皆様の信頼回復に取り組んでいくとしている。