【村上市に新たな観光スポット】さんぽくバイオ・リージョナル公園が5月から開園

さんぽく活性化協議会は3月6日、5月から新潟県村上市山北地区において「さんぽくバイオ・リージョナル公園」を発足させることを発表した。同公園は、桑川から大毎、府屋までの地域一帯に広がり、新潟県村上市の自然と人間の共生を体験する、新しい観光スポットとなる。

バイオ・リージョナル公園では、「ブルー・ツーリズム」「フォレスト・ツーリズム」「グリーン・ツーリズム」の3つのカテゴリーで周遊コンテンツを提供。

プレスリリースより

「ブルー・ツーリズム」では、村上市浜新保(鳥越山)から寒川(狐崎)に至る約11km区間の海岸線「笹川流れ」を巡ることができる。この地域は国指定名勝天然記念物・新潟県立自然公園にも指定されており、海の浸食作用によって形成された奇岩や洞窟など変化に富む海岸美を堪能できる。

プレスリリースより

「フォレスト・ツーリズム」では、350年前から伝わる伝統漁法「コド漁」の体験が可能。村上市の山北地区の勝木川や大川では、晩秋から初冬にかけて鮭が遡上。漁の最盛期である10月から12月中旬には、大川の河口付近がコドで埋め尽くされる光景が見られる。これはサケの習性を利用した先人の知恵が垣間見える貴重な伝統漁法だという。

プレスリリースより

「グリーン・ツーリズム」では、日本名水100選にも選ばれた大毎地区の「吉祥清水」や、深山の名水「鰈山清水」を訪れることができる。この地域の特徴は、山間部が直接海と接する地形上に広がる豊かな自然環境にあり、その大半が森林によって占められていること。山奥の上流域には自然林も多く、清流にはホタルが生息するなど、貴重な自然環境がありのままに保存されている。

さんぽくバイオ・リージョナル公園の詳細は、公式ウェブサイトにて。

【関連リンク】
さんぽくバイオ・リージョナル公園

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