【前年比48%増も】新潟県の人気スキー場、外国人旅行者からの注目度が大幅上昇

Photo by Daniel Gregoire on Unsplash(プレスリリースより)
デジタル旅行プラットフォーム「アゴダ」は3月6日、最新のスキー旅行トレンドを反映した「2025年 日本のスキー旅行先ランキング」を発表した。それによると、新潟県の妙高と湯沢が訪日外国人に人気のスキー旅行先として高い評価を得ていることが明らかになった。
アゴダの発表によると、新潟県妙高は外国人旅行者向けランキングで2位となり、前年比48%の検索増加を記録した。特に香港や中国本土からの訪問者に支持されている。また同じく新潟県の湯沢は3位にランクインし、前年比21%増と好調である。湯沢は特に台湾からの旅行者に最も人気がある目的地となっている。
国内旅行者向けランキングでも新潟県の湯沢は3位にランクインし、前年比35%増と継続的な人気を示している。上越新幹線を利用すれば都心から約1時間30分でアクセスできるため、利便性と雪質の良さが、多くのスキーヤーやスノーボーダーに支持されている要因とみられる。

越後湯沢駅
訪日スキーヤーの主な出身地は、1位が台湾、続いて香港、タイ、韓国、シンガポールの順となっている。アゴダのデータによると、日本の冬の旅行先への宿泊施設検索数は、特にタイ、シンガポール、韓国などのアジア市場から増加している。
アゴダ・インターナショナル・ジャパンの大尾嘉宏人代表取締役は「国内旅行者と海外旅行者では重視するポイントが異なり、海外の方は言語サポートや多彩なコース、クオリティーの高い雪質を求める傾向にあり、国内の方はアクセスや温泉などを重視する傾向がある」とコメントしている。
なお、このランキングはアゴダが2025年1月に行われた宿泊施設の検索データを分析したもので、比較は2024年1月のデータを基にしている。