【知らずに検挙される可能性あり】無免許運転で女性2人が書類送致、ペダル付き電動バイクを市道で運転(新潟市中央区)

新潟市中央区において、無免許でぺダル付電動バイクを運転していた女性2人が検挙、書類送致
新潟警察署、県警交通指導課は3月5日までに、新潟市中央区鳥屋野在住で会社員の20歳代女性2人を道路交通法違反(無免許運転)の疑いで検挙し、書類送致した。
検挙された2人は、1月28日14時18分ころ、新潟市中央区久蔵興野地内の新潟市道上において、無免許でペダル付き電動バイク(原動機付き自転車)を運転した。
ペダル付き電動バイクとは、スロットルが備えられており、車体に搭載されたモーターのみで走行させることができるか、駆動補助機付自転車(電動アシスト自転車)の法定アシスト比率の基準を超えた乗り物。運転する場合は、原動機付き自転車または自動車の「運転」とみなされる。
この場合、ナンバープレートの表示やヘルメットを着用すること、車両区分に応じた運転免許を取得し携帯すること、自賠責保険への加入などが定められている。
これらの規定を守らずに走行すると、道路交通法違反に問われる可能性がある。

新潟県警交通指導課の近藤芳靖特命取締補佐
3月8日、新潟警察署の敷地内において、新潟県警は上記事件で使用されたペダル付き電動バイクと同型の車両が公開された。
新潟県警交通指導課の近藤芳靖特命取締補佐は、ペダル付き電動バイクの運転について「ペダル付き電動バイクは、ペダルがついているので、自転車の交通マナーで大丈夫と誤認している人もいると思う。だが、車両自体が原動機付自転車(原付バイク)であれば、当然それに該当する免許が必要になってくるので、間違いのないようにしてほしい」と注意喚起している。
近年ではネット通販などで、ペダル付き電動バイク(モペット)は容易に入手できるようになっている。購入者が「電動アシスト自転車」と誤認して購入し、運転する中で検挙されるというケースがあるという。
新潟県警では、ネット通販などで購入する際は、車両の区分をしっかりと確認し、免許が必要であるか、または、運転する場合は適切な装備・環境が整っているかなどを、しっかりと確認したうえで購入してほしいと呼びかけている。

公開されたペダル付電動バイクの様子