新潟市が第9回新潟市新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催

新潟市の中原八一市長

新潟市は19日、第9回新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、県内の感染状況やワクチン接種などについて市の関係部署の責任者や新潟市内の各区長らと情報共有を図ると共に、協議を行った。

会議の冒頭、新潟市の中原八一市長は16日に「警報」が再発令されたことについて触れ、市内においても7月の全体の感染者数の87%が40歳代以下であることから、「若い世代の感染者が増加している。市民の健康を守るためにも他の人達に移す可能性があるということを注意し、行動していただきたい」と話した。

また、今週の連休や、その後の夏休み・お盆のシーズンを迎えるにあたり、新型コロナウイルス感染症の拡大を食い止めるため最大限の警戒が必要との認識を示した。中原市長は「普段顔を合わせない人ととの飲食の機会なども増加するため、市民の皆様には引き続き基本的な感染症対策を徹底していただくとともに、緊急事態宣言地域、まん延防止等重点適応区域の往来は慎重な判断をお願いしたい」と改めて協力を求めた。

一方、市では国から供給されるワクチンの量が減少していることから、限られた供給の中で集団接種と個別接種を組み合わせて効率的に接種を進めるため、64歳以下の個別接種の予約受付について一時見合わせを行っている。今後も市に供給されるワクチン量に合わせ、予約できる集団接種会場や予約を一時見合わせとしている個別医療機関での予約開始時期の情報について、随時発表を行っていくとした。

中原市長

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