【Q3決算】サトウ食品、パックご飯も餅も好調 一方で原材料費の高騰や聖籠ファクトリーの新ライン増設の影響も

サトウ食品本社(新潟市東区)
サトウ食品株式会社(新潟市東区)は3月7日、2025年4月期第3四半期決算短信(連結)を発表した。
売上高は362億9,700万円(対前年同期比7.3%増)、営業利益は24億9,800万円(同22.7%減)、経常利益は28億300万円(同20.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は19億100万円(同22.2%減)で、増収減益となった。
主力である包装米飯製品の売上高は211億9,900万円で、前年同期を上回った。価格改定後も販売数量は前年同期比5.4%増加した。
包装餅製品の売上高は150億8,400万円(同2.8%増)。夏の米不足で包装餅の需要が高まり、売れ行きが好調だったことも影響した。
一方で利益面は、各種原材料費や物流費の高騰、聖籠ファクトリーの新ライン増設に伴う減価償却費の増加などが影響し、前年を下回った。
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