三条市立大学の一期生が大学へサルスベリの苗木を寄贈 「『百日紅』のように、卒業後もそれぞれの場所で長く活躍を」(新潟県三条市)

10日に開催された寄贈植樹式の様子

三条市立大学(新潟県三条市)を今年度に卒業する予定の学生たちが、同大学へサルスベリの苗木を寄贈した。同大学は2021年4月に開学し、今年度初めて卒業生を輩出する。

3月10日に寄贈植樹式が行われ、学生代表として4年生4人が参加した。今回、学生たちが寄贈したのはサルスベリの苗木24株で、大学の正面の道路沿いに植えられる予定だ。

式の中で学生代表として挨拶に立った中屋輝空さんは「サルスベリは『百日紅』とも呼ばれ、その名の通り長い期間美しい花を咲かせる。私たち卒業生もそれぞれの場所で長く活躍し、美しい花を咲かせることができるよう、大学で培った知識と経験を活かして精進していきたい」と意気込んだ。

三条市立大学のアハメド シャハリアル学長(写真左)と学生たち

サルスベリは大学正面の道路沿いに植えられた

三条市立大学のアハメド シャハリアル学長は、寄贈されたサルスベリについて「夏になると咲く花は減っていくが、サルスベリは6月頃から咲き始める。夏はオープンキャンパスなどで多くの方が本学を訪れるので、ちょうどサルスベリの花がキャンパスを華やかにしてくれる」と感謝の言葉を述べた。

そして4年生へ「あっという間に4年間が過ぎて、我々教職員としては、嬉しさ半分、寂しさ半分という複雑な気持ち。我々もこのサルスベリを丁寧に手入れするので、(卒業後にも)その成長をぜひ見に来ていただきたい」と語った。

三条市立大学の卒業式は、3月22日に開催される。

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓