交通事故や速度違反、他校の生徒へ怒鳴るハラスメント行為など 新潟県が教職員3人を懲戒処分

新潟県庁
新潟県教育委員会は3月11日、教職員3人へ懲戒処分を行ったと発表した。
1人目は、中越地方の高等学校の40歳代男性教諭で、生徒に対するハラスメント行為により減給3カ月。
県によると、当該の教諭は2024年10月、顧問を務める部活動の試合で、審判をしていた他校の生徒の判定を不服とし、繰り返し大声で怒鳴るなどの行為をした。これにより、当該の生徒は精神的に不調をきたしたという。
2人目は、中越地方の高等学校の60歳代男性教諭で、交通加害事故により減給1カ月。
当該の教諭は2023年12月、自家用車を運転し帰宅中に、横断歩道を横断していた人に衝突し、加療約82日の重傷を負わせた。これにより当該の教諭は2024年8月に運転免許停止60日間の行政処分と、罰金20万円の刑事処分を受けた。
3人目は、下越地方の小学校の30歳代男性教諭で、速度超過により戒告。
当該の教諭は2024年9月、自家用車で出張先へ移動中、制限速度40キロメートルの一般道で31キロメートルの速度超過違反をした。これにより当該の教諭は、2024年10月、罰金6万円の刑事処分を受け、2025年1月には運転免許停止30日間の行政処分を受けた。