【負債総額は約7,000万円】卸売業者の株式会社酒井(新潟県燕市)が破産申請へ、売上低迷や従業員退職などの影響で判断

株式会社酒井(新潟県燕市)

東京商工リサーチ新潟支店によると、家庭用金物、洋食器などの卸売を手がける株式会社酒井(新潟県燕市、設立1977年4月1日、資本金1,000万円、酒井一富社長、従業員4名)が3月13日付で弁護士名で貼紙を出し、事後処理を一任した。今後は破産による整理を予定している。負債総額は約7,000万円と見込まれる。

酒井は、1962年創業、1977年4月に法人化した家庭用金物、洋食器などの卸売業者で、県外企業を主体に販路を形成し、1997年3月期は約3億7,000万円を計上していた。

しかし、市況低迷や他社との競争激化などでその後は減収基調を余儀なくされ、2024年3月期の売上高は1億5,000万円程度に落ち込んでいた模様。また、採算的に恵まれない状況にあったほか、代表者の高齢化や従業員の退職などもあって事業継続は困難と判断し、破産申請に踏み切ることとなった。

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