被害者を群馬から新潟まで連れ去り暴行・恐喝、新潟県魚沼市の男性を逮捕 暴力団幹部などと共謀

長岡警察署
長岡警察署、燕警察署、小出警察署、新潟県警組織犯罪対策課は3月14日22時19分、新潟県魚沼市堀之内在住で建設業の男性(36歳)を、生命身体加害略取や恐喝、傷害の疑いで逮捕した。
事件は1月中旬、被害者を群馬県内から新潟県長岡市まで連れ去り暴行、恐喝したもの。この事件については新潟県魚沼市下新田在住で稲川会系暴力団幹部の男性(47歳)と、神奈川県在住で無職の男性(43歳)も、同様の容疑で3月10日までに検挙されている。
【関連記事】
【車で連れ去り公園で暴行】暴力団幹部の男性(47歳)と神奈川県の男性(43歳)を検挙、金銭トラブルが発端か(新潟県長岡市) (2025年3月11日)
警察によると、3人は1月中旬、群馬県内でホテルに滞在していた被害者(40歳代男性)を自動車に乗せて長岡市内まで連れ去った。そして市内の公園の駐車場に自動車を停め、その車内で「携帯貸して。いいから貸せや」と脅迫してスマートフォン1台を脅し取ったという。
さらに、被害者を「お前降りてこいや。早く出てこい」と怒鳴りつけて自動車から降ろすと、暴行を加え、鼻骨の骨折など全治4週間を要する怪我を負わせた疑いが持たれている。
検挙された暴力団幹部の男性の知人と、被害者の男性との間で金銭トラブルがあったことが事件の発端になったとみられる。
今回逮捕された建設業の男性は警察の調べに対し「済んだ話だ」と言って容疑を否認しているという。