開志専門職大学(新潟市中央区)で卒業式、アニメ・マンガ学部からは初の卒業生 「未来を創造する専門職人材として、社会に貢献を」

開志専門職大学の卒業式が3月14日、同学紫竹山キャンパスで執り行われた

開志専門職大学(新潟市中央区)が3月14日、同学紫竹山キャンパスで卒業式を執り行った。同学のアニメ・マンガ学部は2021年に設置され、今年初めて卒業生を輩出する。

今年度の卒業生は、事業創造学部44人、情報学部58人、アニメ・マンガ学部32人の計134人。なお、求職登録者127人全員の内定が決まり、実質就職内定率は昨年度に続き2年度連続で100%を達成した。

北畑隆生学長も挨拶の中でそのことに触れ、「就職先に先輩がいない。いたとしても1人か2人、という新設大学のハンデをものともせず、このような成果を上げたことに敬意を表する。開志専門職大学の教育力が学生の能力を大きく伸ばすものであることを、皆さんが実証してくれた」と話す。

北畑隆生学長

新潟市の中原八一市長

今年度は、134人の卒業生が新たな一歩を踏み出した

また「国際情勢が激変すると共に、国内ではDXも加速している。まさにVUCAの時代に社会人となるが、それは皆さんにとって絶好のチャンスでもある。答えのない世界で課題を解決できる能力や、これまでの経験と知識が通用しない時代を生き抜く人材が求められている。開志専門職大学の卒業生には、そのような能力が備わっている。自信を持って社会人としての人生を歩むことを心より期待している」と卒業生へ言葉を贈った。

新潟市の中原八一市長も「現在の激動する社会の中にあっても、常に向上心を持ち、挑戦する気持ちを忘れないでほしい。誰でもが躓きながら失敗を乗り越え、少しずつ成長し、社会で活躍できる力を身につけていく。皆さんも新しい環境で多くの経験を積み、自分らしさを忘れずに前に進んでほしい。卒業後は市外や県外に行く方もいると思うが、新潟市は皆さんの学びの原点。これからもずっと新潟市へ関心や関わりを持ち続けていただけたら、大変嬉しく思う」と卒業生へ語りかけた。

式の最後には卒業生の代表が「AIやデジタル技術が高度化し、社会の常識が瞬く間に書き換えられていく時代だからこそ、大学で培った、変化を恐れず実践の中で学び続ける姿勢こそが私たちの最大の武器になる。それぞれが本学の名に誇りを持ち、これからも学びを深め、未来を創造する専門職人材として社会に貢献していく」と誓った。

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