【庁舎内のトイレで盗撮行為】新潟県阿賀野市職員を懲戒処分、「大変なことをしてしまった」

阿賀野市役所

新潟県阿賀野市は3月19日、同市産業建設部建設課の30歳代男性職員に対し、3月18日付で懲戒処分を行ったと発表した。

処分を受けた男性職員は、2025年2月、市役所庁舎内の女性トイレで盗撮行為を行った。被害女性が事件当日、阿賀野警察署に被害届を提出。男性は警察の調べに対し、事実を認めた。

その後、2025年3月14日、男性は新潟県迷惑行為等防止条例違反で書類送検された。これを受け、同市は3月18日付で停職6カ月とした。

同市は事実認定を終えていたが、警察の捜査終了と書類送検を確認するまで処分の決定と公表を控えていた。

同市によると、処分を受けた職員は反省した様子で、「大変なことをしてしまった」と述べているという。

この件について、阿賀野市の加藤博幸市長は、「市民の安心・安全を守り、模範となるべき職員があるまじき行為に及び、信頼を根底から裏切り、阿賀野市の名誉を傷つけることになったのは、誠に遺憾であります。管理・監督の最終責任者として、深く反省するとともに、被害者や市民の方々にも申し訳なく、深くお詫びします。今後、二度とこのような事態が起きないよう綱紀粛正を徹底し、全職員一丸となって信頼回復に取り組んでまいります」とコメントしている。

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