【リプロネクストが協力】日本児童養護施設財団が児童養護施設の子どもたちの絵画展をメタバース空間で提供

左から)株式会社リプロネクスト代表取締役 ・藤田献児氏 、日本児童養護施設財団 事務局長・近藤嘉志氏(プレスリリースより)
一般財団法人日本児童養護施設財団(東京都港区)は3月13日、株式会社リプロネクスト(新潟市中央区)に対し、感謝状の贈呈を行った。
同財団はリプロネクストの協力を受け、児童養護施設で暮らす子どもたちの絵画作品をオンラインで展示する「日本子ども未来展」を、最新技術を活用したメタバース空間で実現。
この展示は、「ちいさな画家たち 日本子ども未来展inメタバース」として、凱旋門を中心としたパリの冬景色を舞台に、人工衛星データを活用して設計されたバーチャル空間で行われた。来館者はリアルに描かれた子どもたちの作品を、未来型の没入体験として楽しむことができる。

メタバース空間には、児童養護施設の子どもたちの描いた100点を超える作品が展示されている(プレスリリースより)
今回の取り組みでは、施設に暮らす子どもたちが描いたアート作品が距離や時間を超え、メタバース空間を通じて広く公開されることで、彼らの創造性や思いを多くの方々に届けることができた。これにより、児童養護施設で暮らす子どもたちの魅力や才能を多くの方に知ってもらう機会となった。
さらに、当財団が2月6日に開催したチャリティーイベント「もっち〜フェス2024」では、リプロネクストの協力のもと、来場者向けに特設されたメタバース体験ブースも大好評を博した。
参加者は、実際にバーチャル空間に足を踏み入れ、子どもたちの絵画を新しい形で体験することができた。このメタバース体験は、デジタル技術を駆使して、教育や社会貢献活動の可能性を広げる象徴的な一歩だ。
同財団は、今後も子どもたちの未来を支えるための活動を続けていくとともに、社会全体での支援の輪を広げていくための新しい取り組みを推進していくという。
【関連リンク】
「ちいさな画家たち」日本子ども未来展inメタバース 特設ページ