【企画展】ドナルド・キーンと写真集『鎌鼬(かまいたち)』、4月2日よりドナルド・キーン・センター柏崎で開催

(ドナルド・キーン・センター柏崎提供)

ドナルド・キーン・センター柏崎(新潟県柏崎市)では、4月2日から6月29日の間「ドナルド・キーンと写真集 鎌鼬(かまいたち)」を開催する。

1969年に出版された写真集『鎌鼬』は写真家・細江英公(えいこう)の代表作のひとつ。2009年、日本に先んじてアメリカで出版された新版の『KAMAITACHI』には、巻頭にドナルド・キーンの随筆「EIKOH HOSOE’S PHOTOGRAPHS」(邦題:細江英公の写真)が加えられている。随筆は、キーンの仕事の中で も異例ともいえるものだ。日本文学者が、写真を解説したということにとどまらず、キーンの日本紹介にお ける信念に反してしまう危険性をも内包したことだった。

今回の企画展では、キーンの随筆を『鎌鼬』の写真と共に展示。そして、キーンが随筆を寄せるに至った 経緯を、「ドナルド・キーンの日本紹介における信念」、「細江英公と土方巽・三島由紀夫」、「ドナルド・キー ンと細江英公の交流」の3つの視座から紹介。ドナルド・キーンと細江英公の関係は、ほとんど知られてい ない。両者の関係は三島由紀夫を結節点とし、間接的ではあれ、キーンと1960年代の日本の前衛芸術の 担い手たちとをつなぐものでもあった。

また、4月5日13時半からは同施設学芸員の福井誠希によるギャラリートークを開催。参加費無料(別途入 館料は必要)・予約不要で参加できる。

ドナルド・キーン・センター柏崎は2013年9月にオープン。10周年の節目を経て、キーンの幅広い仕事に即した多様な企画を行う。本企画展はその第一歩の位置付けだという。

ドナルド・キーン氏(1992年〜2019年)はアメリカ・ニューヨーク出身の日本文学研究者、文芸評論家。 2012年3月に帰化申請が受理され日本人となった。世界に日本文学や文化を伝える発信を続け、2019年 2月24日に逝去。享年96歳。

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