【キシャメシ】創業130年の最強町中華! 陳建一氏直伝の麻婆豆腐をはじめとする四川料理の名店「喜京屋」

この日は取材で長岡市にやってきた。お昼ご飯は絶対にここに行くと決めていた。長岡駅から徒歩約4分、新潟県長岡市にある「中国四川料理 喜京屋(ききょうや)」である。

「喜京屋」は1895年に創業し、130年の歴史を持つ老舗店。創業当初は、そばや天ぷらを提供する店として始まったが、四代目が四川料理店で修業を積んだ後、中国料理店へと転身したそうだ。 ​

現在の五代目店主、疋田昭一郎氏は、「中華の鉄人」として知られる陳建一氏のもとで7年間修業を積み、2018年には中国料理世界大会で金賞を受賞するなど、その腕前は高く評価されている。本格的ながらも気軽に足を運べる町中華として、長岡市民から愛されているのだ。

メニューは​約100種類と豊富で、卓上のタッチパネルから注文する。

この日訪れたのは12時30分くらいだっただろうか、平日限定の​日替わりランチ(1,200円、20食限定)が既に売り切れていた。しかし、キシャにはどうしても食べたいものがあった。同店の看板メニューと名高い陳建一氏直伝の『マーボードーフ』と『よだれ鶏』だ。

この2つが味わえるのが『選べる里めしセット(2,000円)』。ランチにしては良いお値段がするが、この最強タッグを味わずして帰れるはずがない。迷わず選んだ。

まずは看板メニューの一つである「マーボードーフ」を。​3年熟成の豆板醤と自家製ラー油を使用し、四川山椒のしびれる辛さと深い味わいが特徴だ。​なんておいしいんだ……旨味と辛味が凝縮している!!

そして「よだれが出るほどおいしい」という意味を持つ「よだれ鶏」も、人気メニューの一つ。肉厚の鶏肉に山椒の風味が効いた特製ダレが絡み、食欲をそそる。数々の調味料とスパイスをブレンドし、深い味わいながらもスッキリとした後味。

あぁ、おいしい! 最後の一滴まで飲み干したくなるんだな。

同行者は、エビマヨとレバニラを。あぁ、この組み合わせもたまらないねぇ。

町中華らしい気軽さがありながらも、料理や美味しさは洗練されており、かなりレベルが高い。こんな四川料理店が近くにある長岡市民がかなり羨ましい(キシャは新潟市民)。

(編集部・A)

 

【中国四川料理 喜京屋】

新潟県長岡市殿町1-3-9

0258-32-2417

営業時間/11:00~21:20(LO20:50)

定休日/火曜ほか

席数/110席

駐車場/2台、​ほか契約駐車場あり(ニコニコ立体駐車場、パラカ駐車場※食事によりサービス券あり)

 

【Google マップ 中国四川料理 喜京屋】

【キシャメシ】は、にいがた経済新聞編集部のメンバーが、日々の取材活動の合間にいただく昼ご飯を日替わりで、真正面から他意を入れず、何モノにもとらわれず、お仕着せのグルメリポートに背を向け綴った、キシャの日常モノローグ。さて明日の担当キシャはどこで何を食べるのか、お楽しみに。

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