十日町市陸上競技協会(新潟県)などが、オリパラ出場の服部勇馬選手と樋口政幸選手に激励費と寄せ書きを贈呈
十日町市陸上競技協会(新潟県十日町市)は24日、来月8日に北海道で行われるオリンピック男子マラソンに出場する服部勇馬選手と、来月から始まるパラリンピック車いす5,000メートルに3大会連続で出場する樋口政幸選手に激励費と寄せ書きを贈呈した。両選手は十日町市出身。
同日、十日町市総合体育館で開かれた贈呈式には、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、両選手とも出席しなかったが、同協会の南雲政治会長は「8月8日のマラソンまでオリンピック一色に染まるのではないか。我々も北海道に応援に行く予定だったが、残念ながら行けない。家のテレビで十日町市民、津南町町民こぞって応援したい。9月24日からのパラリンピックには樋口選手が出る。前回は惜しくもメダルを逃したが、今回は一丸となって応援したい」と挨拶した。
その後、中里スポーツ後援会援馬隊から服部選手へ、吉田地区振興会から樋口選手へ、十日町市陸上競技協会から両選手へ激励費が送られた。
また、十日町アクレチッククラブ、十日町アクティブスポーツ・ネージュスポーツクラブ・十日町スポーツコミッション、新潟県立川西高校特別支援学校・十日町市立ふれあいの丘支援学校、十日町市陸上競技協会から寄せ書きが両選手へ贈呈された。
激励費と寄せ書きを受け取った服部選手の父、服部好位(よしのり)さんは「結果はどうなるか分からないが、楽しんで競技をしてもらいたい。あまり期待をしないで、まずは無事にスタートラインに立って、完走してもらえばいい」と話した。
また、樋口選手の姉、樋口千穂さんは樋口選手のメッセージを代読し、「暗い話題が多い中、少しでも皆様に楽しんでいただけるレースができるよう残り1か月調整をしていく」と話した。