北陸地方整備局が管内の管内の水文・水質状況(今年3月)を公表
北陸地方整備局は23日、今年3月の管内の水文・水質状況を公表した。
それによると概要は、次のとおり。
・生活環境項目のBODは、環境基準値以下だった。
・健康項目で、環境基準値を超えた地点はなかった。
・要監視項目で指針値を超えた地点はなかった。
また北陸地方整備局に通報のあった3月の水質事故発生件数は10件だった。 流出した物質別では、油類9件、農薬・化学物質1件。 事故原因別では、取扱い不注意3件、機器の破損2件、交通事故2件、 その他3件だった。県別では、新潟県5件、福島県2件、富山県3件。このうち新潟県で発生した主な水質事故は以下の通り。
【3月13日、糸魚川市】
糸魚川市の高速道路上で交通事故が発生し、燃料最大200リットルが漏洩した。一部が近くの水路に流出したため、水路にマットを設置し、下流への流出を防ぎ、翌日、水路内の油をバキュームにより除去し対応した。
【3月14日、長岡市】
長岡市の一般宅から、ホームタンクのバルブの閉め忘れにより、灯油約100リットルが漏洩した。一部が近くの側溝(魚野川-松沢川-大平沢川-側溝)に流出し、吸着マットを設置し対応した。
なおデータなどについては、下記サイトから観ることができる。
http://www.hrr.mlit.go.jp/river/suisitu/suicon.html
(掲載の数値は速報値であり、確定値と異なることがある)