【決算】アークランズ、ホームセンター部門は家庭用品などが堅調 「かつや」はDXを推進

アークランズ株式会社 本社
アークランズ株式会社(新潟県三条市)は4月11日、2025年2月期決算(連結)を発表した。
売上高は3,157億2,700万円(前年同期比1.6%増)、営業利益は162億3,100万円(同0.7%増)、経常利益は191億6,900円(同15.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は101億2,600万円(同11.0%増)となった。
小売事業の売上高及び営業収入は2,552億7,000万円(前年同期比0.6%増)、営業利益は55億5,900万円(同7.0%減)。前年下期に行った価格改定により売上総利益率が改善。販売費や一般管理費については宣伝広告のデジタルシフト、物流の効率化などにより抑制を図り一定の効果があったが、新規出店コスト、人件費単価、エネルギー価格の上昇などが負担となった。
小売事業のうち主力のホームセンター部門では、家庭用品、カー・レジャー用品が堅調に推移した一方、園芸用品が苦戦した。また、株式会社フレッシュハウスの完全子会社化の影響により、リフォームサービスの売上高と営業収入は前年同期比28.0%増となった。
「かつや」などの外食事業は、売上高及び営業収入は561億4,500万円(同8.4%増)、営業利益は59億6,800万円(同4.6%増)。「かつや」においては店舗のDXを推進したことに加え、フェアメニューやキャンペーンが奏功した。
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