新潟県内の雪による人的被害は今冬計206人に 県の豪雪災害対策本部は「融雪警戒本部」へ移行

新潟県庁
新潟県が4月11日、同日13時時点の県内における雪の被害状況を発表した。また、新潟県は同日16時、豪雪災害対策本部を融雪警戒本部へ体制を移行した。
今回の集計により、今冬の雪による県内での死者は16人、重傷者は82人、軽傷者は108人で、人的被害の合計は206人となった。
このうち雪下ろしなどの除雪作業中の事故が136人、側溝などへの転落が4人、屋根雪落下などによる事故が10人、除雪機事故によるものが37人、疾患発症を含むその他が19人だった。なお、死傷者のうち133人が65歳以上だった。
住家被害については、半壊が1棟、一部損壊が18棟。非住宅の半壊以上の被害は、公共建築が1棟、その他が100棟だった。