「ミセスジャパンインターナショナルグローバル」グランプリの笹川正子さんが知事を訪問
世界大会への意気込みを語る
今年1月に開かれた、結婚経験のある女性の輝く内面の美しさを競う「ミセスジャパンインターナショナルグローバル」。この大会の45歳以上の部門でグランプリを獲得した笹川正子さんが25日、新潟県の花角英世知事を表敬訪問し、世界大会に向けた意気込みを語った。
笹川さんは長岡市生まれの54歳。コンタクトレンズ販売会社の代表を務めながら、25歳になる娘を育てあげた。50歳を過ぎた頃からの今までにやったことのないことに挑戦したいという思いと、自身の娘がクラスに馴染めなかった時期があり「いじめ撲滅」というスピーチテーマの趣旨に賛同したことから、大会への出場を決めた。
「人を励ます人になりたいという思いが叶った」と話す笹川さん。23歳の頃に慢性関節リウマチを患い、一時期は寝たきりになるほどの闘病生活を経験している。グランプリを授賞し、病に屈せずパワフルに活動する姿がメディアに取り上げられたことで、「勇気をもらった」と多くの声が届いたという。
7月にマレーシアで開催される世界大会では、英語での質疑応答のほか、ナショナルコスチュームをまとったウォーキングの審査などが行われる。大会に向けて、英語の勉強やウォーキングの練習に励み、「日本の代表としてはもちろん、新潟県の素晴らしさをPRしてきたい」と、世界への発信にも意欲を見せていた。