株式会社ファミリーマートが全国展開する「ファミマフードドライブ」が新潟県の53店舗でスタート

ファミリーマート三条田島店の西脇豊子店長(左)、フードバンク連絡協議会の山下浩子副会長(右)

株式会社ファミリーマート(東京都)は今月19日、今年4月から全国で展開している「ファミマフードドライブ」を新潟県内の53店舗で開始した。県内の店舗で展開するのは今回が初めてとなる。

ファミマフードドライブとは、各家庭で余っている食品をファミリーマート店舗に持ち寄り、地域の自治体やNPOなどの協力パートナーを通じて支援が必要な人に提供する取り組み。この取り組みを通じて、各家庭にある余った食品が活用され、食品ロスの削減に繋がる。また、全国に店舗があるファミリーマートを回収拠点とすることで、地域の人々に気軽に社会貢献活動に参加してもらうことができる。

この取り組みに賛同し、実施を希望した各店に回収ボックスを設置し、「未開封で破損していないもの」、「賞味期限まで2カ月以上あるもの」、「常温保存可能なもの」である食品を預かり、協力パートナーである「新潟県フードバンク連絡協議会」(事務局:三条市)を通じて各地域の支援を必要とする人に届けられる。

実施店舗であるファミリーマート三条田島店(三条市)の西脇豊子店長は、「回収ボックスを設置してから、親子で来店したお客様の中に子どもが親にSDGsについて教えているような場面も見られた。このような取り組みによりSDGsがもっと周知されればいいなと思う」と話していた。

また、フードバンク連絡協議会の山下浩子副会長は「身近なところで社会貢献活動を気軽に初めてもらえる一歩だということで大変有り難く思う。支援を必要とする方達には身近な地域に協力してくれている方達がいるということを実感していただけるのではないかと思う」と話していた。

現在、ファミマフードドライブ実施店舗数は全国で228店舗となっている(7月19日時点)。今後も希望する店を募り、順次店舗や地域を拡大していくという。なお、実施店舗はホームページから確認できる。

ファミリーマートに設置された回収ボックス

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