新潟県胎内市で乗り合いバスに続き巡回バスの運行が開始
新潟県胎内市は27日、JR中条駅と市内各行楽地などを結ぶ巡回バス「くるっと胎内」の運行を始めた。12月22日まで、毎週土日祝に運行する。乗車料金は無料。
「胎内高原ワイン」や「胎内高原ビール」の産地として知られる胎内市には、「櫛形山脈」や「飯豊連峰」など山岳愛好家に人気の山々、「名刹乙宝寺」などがある。くるっと胎内は、こうした地域資源を、外国人も含めたより多くの観光客に味わってもらえるよう運行を始めた。
関連記事
https://www.niikei.jp/15065/
また胎内市では、複数の人が乗り降りしながら走る乗り合い自動車「のれんす号」も運行している。郊外と中心市街地を結んでいるが、バスと違い特定の運行ルートや停留所はなく、予約状況によって運行ルートが決定する仕組み。運行エリア内であればどこでも乗り降り可能。
通常は9人乗りのワゴン車で運行しているが、予約状況によって小型・中型のセダン車で運行する場合もある。
年末年始(12月31日~1月3日)を除いて毎日運行。利用料金は大人(高校生以上)300円、子供(小中学生)150円、未就学児無料。
運行エリア、予約方法、時刻表(出発時刻)は胎内市のホームページで確認できる。
http://www.city.tainai.niigata.jp/kurashi/sekatsu/kotsu/norensu.html
なお、くるっと胎内と、のれんす号の併用も可能だ。