米のピューレを使って米の消費拡大に取り組む(一社)こめへん
米のピューレと様々な食に混ぜることで、米の摂取量を増やしていきたい――。昨年7月に設立された(一社)こめへん(新潟市江南区)は、こんな考えのもと、米のピューレを使った米の新たな消費拡大に取り組んでいる。
第一弾として、使用する小麦の数%を米のピューレに置き換えた「食パン」を発売。さらにペクチン、増粘剤、ゲル化剤の代わりに米のピューレを使った「生ジャム」、生クリームの代わりに米のピューレを使った「プリン」、増粘剤の代わりに米のピューレを使った「ジェラート」なども販売している。
製造は株式会社クリエイトサービス新潟(新潟市江南区)、販売は株式会社長谷友(同)、商品企画はこめへんが担当している(今回取材をした長谷川和広氏は2社の代表取締役と、こめへんの副理事長を務めている)。
今後は、さらなる商品企画に取り組んでいく。「パッケージが決まり次第、米のピューレを使った菓子を発売します。製造と封詰めは、老人福祉、障害者福祉、児童福祉事業をトータルに提供する中蒲原福祉会に委託するカラ予定です。スミ、ポテト、ゴマ、梅など5~6種類の味をつくり、ギフト化も目指していきたいと考えています」と長谷川氏は語る。
(月刊Biz Link2019年5月10日号に、詳細な記事を掲載しています)