東京五輪スケートボード(パーク)日本代表の平野歩夢選手らが新潟県村上市の事前合宿地へ、キャンプインセレモニーを開催

新潟県村上市の高橋邦芳市長とスケートボード パーク種目の日本代表選手(オンライン上)

新潟県村上市は27日、東京オリンピック2020スケートボード(パーク種目)日本代表選手が26日に村上市スケートパークで事前合宿に入ったことを受け、キャンプインセレモニーを開催した。

セレモニーは村上市役所と村上市スケートパークをオンラインで接続し、村上市の高橋邦芳市長、スケートボード日本代表選手(パーク種目)の平野歩夢選手、岡本碧優選手、四十住さくら選手、開心那選手の4名が出席した。

スノーボード男子ハーフパイプの冬季五輪2大会連続銀メダリストで、今回スケートボードで東京オリンピックに挑む同市出身の平野歩夢選手は「この場に立てることが有り難いと実感している。これからスケートボードも盛り上がると思うので、もっと広められるような姿を見せることができればと思う」と意気込みを述べた。

別会場から意気込みを話す平野歩夢選手

一方、世界ランキング1位の岡本碧優選手は「しっかりと最後まで滑り切るように頑張りたい」と話していた。

選手らに対し高橋市長は、「くれぐれも怪我のないように気を付けて、一人一人が力を溜めて大会に臨めるような事前合宿にしてほしい。本番では自分の力を信じて最高のパフォーマンスを発揮していただければと思う」と話した。また、平野選手に対しては「(地元・村上市に)お帰りなさい。冬季オリンピックだけでなく今回の夏季オリンピックにも挑むということで、大いなる決断に敬意を評したい」との言葉を送った。

その後、同市のスケートボードスクールの生徒4名(5歳から小学6年生)がオンラインで代表選手一人一人に向けて応援メッセージを送った。平野選手は「ありがとう。頑張ります」と述べ、笑顔を見せていた。

パーク種目の事前合宿は26日から29日の間、村上市スケートパークにて実施。その後、本番となる東京オリンピックでは8月4日に女子パークの予選・決勝、8月5日に男子パークの予選・決勝が行われる。

代表選手らにエールを送る高橋市長と同市のスケートボードスクールの生徒

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