東日本の玄関口である、さいたま市で三条市物産展が5日まで開催中
新潟県産米や三条カレーラーメン、日本酒、朝どれ野菜など販売
さいたま市大宮区にあるJR大宮駅東口から歩いて1分の所にある「東日本連携センター(愛称・まるまるひがしにほん)」で、新潟県三条市などの物産を販売する「三条市物産展」が開かれている。三条市をはじめとする新潟県内各地の名産品が一同に並び、購入も可能。会期は5日15時まで。
今年で2回目。県産米や「三条カレーラーメン」などの乾麺、日本酒に産地直送の朝どれ野菜、米菓など50〜60品目が即売されている。中には、テレビなどで話題の「柿の種のオイル漬け」などもある。
3日から同駅周辺でスタートした「おおみや 盆栽春まつり」に合わせて実施したこの物産展。さいたま市は、東北や信越など東日本各地を新幹線で結ぶ重要な結節点である大宮駅を抱えていることから、東日本の各都市との広域連携による経済活性化を図っている。上越新幹線で繋がる新潟県もその対象だ。
盆栽文化が盛んなさいたま市と、庭園文化が盛んな保内地区を擁し、盆栽に使うハサミを生産する企業なども存在する三条市が「庭園・盆栽」をテーマに相互を盛り上げようと、数年前から連携して様々な取り組みをしている。物産展もその一環で、製品は三条市役所が所管する「道の駅 庭園の郷 保内」が供給している。同市の担当者は「道の駅でも人気のあるものを中心に揃えた。大宮と三条は新幹線で1本。ぜひ、どんどんと訪れてほしい」と話していた。