表参道・新潟館ネスパスに県産ミニ盆栽と魚沼の酒匠が選んだ酒が登場
新潟県のアンテナショップ「表参道・新潟館ネスパス」で、県産のミニ盆栽を購入したり、魚沼市の酒匠がチョイスした10種類以上の酒をワンコインで楽しめたりするイベントが12日まで開催されている。
ミニ盆栽はネスパス1階入り口付近で展示されている。常時展示数は数十種類と豊富だ。盆栽を作っているのは、新潟市江南区で盆栽のアトリエや植物の育成などを手がけている「ぼんさい屋とき」の高橋星児さん。ミニ盆栽は直径およそ10~15センチメートルの鉢で育てたもの。庭などが少ない都心部の住宅でも手軽に楽しめる盆栽として、人気が高い。
ぼんさい屋ときは、ネスパスに数年前から出展し、ミニ盆栽の普及に努めている。最近は小さな緑のオアシス、癒しを求めて買う人も増えているとか。鉢も自ら作り、販売している。ネスパスへの出展頻度は現時点で年1回というが、「チャンスがあればもっと出たい」としている。
酒がワンコイン500円で楽しめるのは、ネスパス1階奥のイベントスペースだ。酒店かねしん(魚沼市)の長尾政利さんがブースに立ち、好みに合わせて日本酒を供してくれる。「酒の陣などもあってか、日本酒人気は高まってきている」と長尾さんは実感。それでも、ネスパスにはいろんな人が訪れる。「少しでも多くの人に酒のうまさを知ってもらいたい」とし、アピールを続ける方針だ。