迎賓館赤坂離宮前にカーブドッチカフェの開業が決定
東京オリンピックの開幕時までにオープン
ワインの製造販売・飲食店を展開する「カーブドッチワイナリー」の運営企業・株式会社欧州ぶどう栽培研究所(新潟市西蒲区)が2020年4月に迎賓館赤坂離宮休憩所前(東京都新宿区四谷)に開業予定のカフェの運営を内閣府から請け負うことが決定した。
同社のHPによると、新たなカフェは、迎賓館赤坂離宮の若葉東公園内に、地上1階・地下1階、延べ床面積約1170平方メートルの新施設に、カフェ&ミュージアムショップとして、飲食・物販・イベントの実施・キッチンカー出店を行う。
迎賓館赤坂離宮は明治42年に東宮御所として建設された、日本では唯一のネオ・バロック様式による宮殿建築物。国宝に指定されており、大統領や国王を迎えるほか、主要国首脳会議など国際会議の場としても使用されており、2016年から来賓の接遇に支障がない範囲で一般公開も行っている。
今回の事業は内閣府が迎賓館赤坂離宮の観光資源としての魅力向上とともに、さらなる観光の呼び水に資するとの観点から、「未来投資戦略2018」(平成30年6月15日閣議決定)において建設することを策定されたもの。東京オリンピックの開幕時にも利用出来るタイミングでのオープンとなる。
新潟を代表するワイナリーの一つ、カーブドッチワイナリーが、国内外の観光客にどのような憩いの場を提供するのか注目だ。