新潟県工業技術総合研究所が5月下旬に「EMC試験システム」の事前見学&説明会を開催

供用開始は7月1日

新潟県工業技術総合研究所 中越技術支援センターは、10m電波暗室とEMC試験システムの供用を7月1日に開始する。これに先立ち、5月下旬に設備の事前見学を兼ねた説明会を行う。

電気機器、電子機器から発生する電磁波雑音の大きさは国際規格や国内法で許容値が定まっていて、メーカーは出荷前に測定をしなければならない。そうしたなか、新たな設備は、電子機器が外部に発する電磁波雑音の測定のほか、外来の電磁波に対する電子機器の耐性試験などを行うことができる。電波暗室は、(一社)VCCI協会への登録設備(予定)であり、各種規格の適合確認試験が可能という。

これまでも新潟県工業技術総合研究所(新潟市中央区)に電波暗室があったが、測定距離は3m(3m法電波暗室)と小さかった。新電波暗室では10mになることから大型装置(工作機械、産業機械など)の試験もできるようになる。

【説明会】
日時/
5月28日(火)
①10:00~11:30②13:30~15:00
5月29日(水)
①10:00~11:30②13:30~15:00
住所/長岡市深沢町2085-17
定員/各回20名(先着順)
申込方法
参加申込書(下記)を記入しファクスまたはメールで申し込む。

申込用紙
http://www.iri.pref.niigata.jp/news/H31/31new02.html

設備概要・利用料など
http://www.iri.pref.niigata.jp/pdf/news/10msite.pdf

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