山崎金属工業株式会社(新潟県燕市)がスープスプーン「スープ賢人」と環境配慮型のスプーンケース「mottecotto(モッテコット)」を開発、クラウドファンディングも
ノーベル賞創設90周年記念カトラリーを製作した山崎金属工業株式会社(新潟県燕市)が、“究極”のスープスプーン「スープ賢人」と、 スプーンを持ち運べる環境配慮型のケース「mottecotto(モッテコット)」を開発した。
スープスプーンは、健康志向の高まりや家事の時短化などからゴロっとした具が入った具沢山のスープ(食べるスープ)の需要が増加する中、スープを食べる人の動作を徹底的に研究し、人間生活工学の観点から東京都立産業技術研究センターと人間生活工学研究センターの協力を得て設計した。独自形状により、肘を上げ過ぎず首の返しも少なくスムーズに食べることができるほか、すくったスープをこぼさずに口元に運べるという。
スプーンケースは、外出先やアウトドアでも利用できる。また素材には米(食用に適さない古米等の廃棄米)由来の「ライスレジン」および「ライスインキ」を使用し、金色に輝く稲穂を連想させるデザインにした。
「素材を大切に使いたい」という想いから、廃材をできる限り少なくし、ケース製作時の余白部分を利用したスプーンレストもあわせて製作することで端材ロスを解消した。
また、円柱状に組み立てたレストの丸みを帯びた部分にスプーンを置くことで、テーブルと直に触れる心配もない。台座部分のヘッド側にセットすることで、スプーンから伝え垂れした液体を受け止める設計によりテーブルを汚しにくく、機能面・衛生面に配慮したスプーンレストとなっている。
現在、クラウドファンディングサイトMakuakeにて「スープ賢人」のクラウドファンディングを実施中。実施期間は8月27日までとなっている。
【関連リンク】
「スープ賢人」のクラウドファンディングプロジェクトページ
https://www.makuake.com/project/yamazakitableware/