株式会社オロ(東京都)が新潟市中央区に100%子会社を設立

新潟ではサービスや製品のサポート業務を中心に事業を展開

クラウドの開発・提供などの事業を展開する株式会社オロ(東京都)は、新潟市中央区に100%子会社でニアショア拠点となる株式会社oRo code MOCを設立した。5月7日付で設立登記を完了しており、今年6月から事業を開始する予定。

1999年創業の株式会社オロは、現在グループ会社を含め国内7拠点、海外に9拠点を有する。2012年には、サービスや製品のサポート業務の拠点を、首都圏から人件費の安い地方都市に移転するニアショア拠点として、九州の宮崎に子会社を設立している。

ただ、日本国内では自然災害による企業リスクが懸念される。そこで九州エリアで不測の事態が起きた場合を考え、主要な業務を二重化・分散化することで、災害時においても継続的なサービスを提供できるようにと、新たに新潟に拠点を設けた。新潟を選んだ理由としては、宮崎から離れた地であることに加え、地方都市の中でも人口が多く、IT進出がまだ少ないため雇用の面でも適しているからだという。

新潟では、パッケージソフトウェアのサポートや、企業向けITインフラソリューションの提供、ほかにWeb広告の運用・検証などの事業を行う。積極的に現地採用し、今後数年かけて50~60名体制で基盤を整えていくという。代表取締役には、東京本社で研究開発のチームをまとめていた角昌祐氏が就任した。

社名の「株式会社oRo code MOC」には、『デジタルの核であるcodeをMaintenance、Operation、Creationする会社』という想いが込められている。

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