新潟県の花角英世知事が定例記者会見
「ヘルスプロモーションプロジェクト」推進会議を21日に開催
新潟県の花角英世知事は16日、定例記者会見を行い、21日に開催する「ヘルスプロモーションプロジェクト」推進会議について触れた。健康立県プローモーション事業として行われるもので、県民の健康寿命を伸ばし、健康立県を目指すために行われる。
推進会議では、事業の具体的な説明と今後のスケジュール、取り組みについての報告、意見交換などが行われるという。
また会見では、G20農業大臣会合、今年7月に投開票される参議院議員選挙(新潟選挙区)に立候補した「打越さく良氏」などについての質問があった。
G20農業大臣会合について花角知事は、「新潟の魅力は発信できた。34の国と機関の約300名の参加者には、本国に帰ってさらに発信してほしい」と話していた。
話題は夜の歓迎レセプションの話になり、新潟県産の豚を使ったタレカツブースにいた花角知事は、「とても美味しいと喜んでもらえた。新潟の魅力が伝わったのではないか」と話していた。またアルゼンチンの関係者が語った「アルゼンチンは農業大国だが農業者は儲からない。若い人の就労が減ってきている」といった話に花角知事は、「印象深かった。多くの国が共通で一次産業である農業で利益がとれていない」と語っていた。今後について、「稼げる農業を目指し、農家の所得向上のため農業政策に取り組んでいきたい」と意気込んでいた。
参議院議員選挙については、「地方区の代表者になる方には、新潟県のおかれた地域の課題について理解いただき、県政の進む方向についてご支援いただきたい」と話していた。