新潟県労働金庫本店(新潟市中央区)が浴衣・法被姿で接客するイベントを開催

浴衣と法被を着た新潟県労働金庫本店職員

新潟県労働金庫本店(新潟市中央区、ろうきん)は6日、「本店まつり」と題し、1日限定で職員が浴衣・法被姿で来客に対応した。新型コロナウイルスの影響により同市の新潟まつりが中止となったことを受けての取り組みで、昨年に続き2回目。今年は店内に小さなビニールプールを飾るなど、より夏らしい雰囲気で利用者を和ませた。

新潟まつりは1955年から万代や古町を中心に開催されてきた歴史ある夏祭りで、日本最大級の「大民謡流し」にはろうきんの職員たちも参加していた。しかし2020年から続くコロナ禍により、新潟まつりは2年連続で中止が決定した。

こうした状況からろうきんでは、「利用者や地域の住民を元気づけたい」という想いから、夏の涼を感じられる浴衣姿での営業を企画。昨年から年1日限定で浴衣営業を実施している。

利用者へお菓子を配る職員

今年は本店の職員28人のうち、主に接客対応をする12人が、民謡流しに参加する際に使っていた浴衣と法被を身につけた。また今年は、ビニールプールやスイカなど夏を感じる飾り付けで店内を彩り、利用者にはお菓子や飲み物を配るサービスも実施した。

この企画を立案したひとりであるろうきんの髙橋麻季絵次長代理は「昨年からお客様には『夏らしくていいね』という声をいただいている」と話す。さらに、コロナ禍で飲み会などコミュニケーションの機会が失われている中で、こうしたイベントがあることで職員同士の交流の機会ができた効果もあったと話していた。

本店内の様子

ビニールプールには、スイカや氷も浮かび夏らしい様子

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