北陸地方整備局 新潟国道事務所が今年3月25日に開通した「国道7号大夫興野ICの新発田側出入口」の整備効果を公表

北陸地方整備局 新潟国道事務所 資料より

国土交通省 北陸地方整備局 新潟国道事務所(新潟市中央区)は6日、今年3月25日に開通した「国道7号大夫興野インターチェンジ(IC)の新発田側出入口」(新潟県聖籠町)について、開通後の交通状況調査による交通事故発生状況や渋滞緩和などの整備効果を公表した。

国道7号大夫興野ICに隣接している蓮野ICでは、朝夕の交通集中による渋滞に起因する追突事故が多発している他、渋滞により新潟港東港地区へのアクセス性が低下していたという。これらの問題を踏まえた大夫興野ICの改良(新発田市側の入口・出口新設)により、国道113号から蓮野ICに集中する一般交通Oおよび新潟港東港関連交通の分散化を図り、渋滞の緩和や渋滞に起因する追突等の死傷事故削減、新潟港東港地区へのアクセス向上を図ることが可能となった。

具体的には、開通後、蓮野ICの交通量約1割が大夫興野ICに転換し、蓮野ICの交通集中が分散したことで、蓮野IC、蓮野交差点の交通渋滞が大幅に緩和した。蓮野IC交差点の最大渋滞長が開通前の130メートルから、開通後は50メートルと約6割減少。蓮野交差点の最大渋滞長が開通前の100メートルから、開通後は50メートルと約5割減少した。

また、開通後、渋滞に起因する追突等の死傷事故は発生していないほか、新たなアクセスルートにより新潟港東港地区から蓮野ICへの通過時間が約3割短縮した。道路利用者からも「安全性が向上した」「アクセスICが増えるので時間短縮に繋がる」などと整備効果を実感する声が挙がっているという。

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