新潟駅、新潟空港、道の駅あらいなど県内各地で、お盆の帰省客などに対し感染拡大防止対策を呼びかけ
新潟県などは7日から12日まで帰省客が多くなる新潟駅、新潟空港、高速道路サービスエリア、一般国道18号「道の駅あらい」など県内各地で、新型コロナウイルス感染拡大防止の注意喚起を行う。
初日となる7日午前、新潟空港では県の職員が国内線到着ロビーの前で、注意喚起を行っていた。県によると、昨年8月6日から16日までの空港利用者は1万3,079人だったが、今年は7月末時点で昨年より多い予約が入っていて、ここ数日の感染者急増によりキャンセルが予想されるものの、昨年並みの利用者になりそうだという。
また7日昼頃、新潟駅でも新潟県と新潟市の職員が新幹線改札口付近で注意喚起を行っていた。新潟県交通政策局交通政策課の藤井操課長は「デルタ株の影響で感染は急速に拡大していると考えている。(帰省時に)ご家族や友人などと過ごすと思うが、不要不急の外出を控えていただきたいし、感染防止対策を徹底し、ご家族、ご友人の健康を考えて慎重に行動してほしい。また発熱など体調の変化があった場合には相談センターにご連絡いただきたい」と話していた。
新潟県妙高市の「道の駅あらい」では7日午前10時から、同敷地内の情報発信施設「くびき野情報館」周辺で、ポスターの掲示や「うつさない、うつらない行動を!」というのぼりの設置が行われた。
新潟県土木部道路管理課の大島常寛課長補佐は「県をまたぐ移動の自粛は大前提だが、飲み会の席で普段接していない人とは会食を避けることや、長時間の飲み会や大人数は避けてもらいたい」と話していた。
なお、いずれも場所でもチラシを付近に設置しているものの、感染拡大防止の観点から配布するのは避けていた。